正文 第 34 章
蛇之淫 作者:沧海有泪,桑田遗珠/玖公子/艾卡
第 34 章
“……可是……我……真得……已经……已经差不多……快……快……不行了……啊……啊哈……我……”
月当然知道在他腿上书写会给他的身体带来怎样的刺激,毛笔的刷动,手腕的动作,都能将他的身体刺激。
何况,自己书写的文字,也有讽刺他的意思。
而用丝绢包裹他的行为,更是将他的身体逼到了极点。
月喜欢这种悠然自得的逼迫,怜一曾对刚刚知晓快乐的韵味的自己做过同样性质的事情,所以,他必须接受惩罚!
“我再写一段话,就将你松开。”
月给他一个吻,怜一贪婪地咬住他的舌头,两人的舌头胶合着,分开时,舌尖有晶亮的丝线相连。
“……月少爷……可以……让我快些……快些……得到满足吗?”
怜一的要流出了,月心满意足地弄着他的胸前,也给出并不会兑现的诺言。
“等我写完了这段话,就让你满足。”
“……嗯……啊哈……嗯……”
呻吟着,怜一接受了。
这一次,月书写的是清少纳言记录的一段男女偷欢後分别的早晨。
“七月ばかり、いみじくあつければ、よろづの所あけながら夜もあかすに、月のころは寐起きて見いだすもいとをかし。闇もまたをかし。有明はたいふもおろかなり。
いとつややかなる板の端近う、あざやかなる疊一枚かりそめにうち敷きて、三尺の兒帳、奧のかたに押しやりたるぞあぢきなき。端にこそ立つべけれ、奧のうしろめたからんよ。
人は出でにけるなるべし。薄色のうらいと濃くて、うへは少しかへりたるならずは、濃き綾のつややかなるが、いたくはなえぬを、かしらこめてひき著てぞねためる。香染のひとへ、紅のこまやかなるすずしの袴の、腰いと長く衣の下よりひかれたるも、まだ解けながらなめり。傍のかたに發のうちたたなはりてゆららかなるほど、長き推しはかられたるに、又いづこよりにかあらん、朝ぼらけのいみじう霧滿ちたるに、二藍の指貫、あるかなきかの香染の狩衣、白きすずし、紅のいとつややかなるうちぎぬの、霧にいたくしめりたるをぬぎ垂れて、鬢の少しふくだみたれば、烏帽子の押し入れられたるけしきもしどけなく見ゆ。
朝顏の露落ちぬさきに文書かんとて、道のほども心もとなく、おふの下草など口ずさびて、わがかたへ行くに、格子のあがりたれば、禦簾のそばをいささかあげて見るに、起きていぬらん人もをかし。露をあはれと思ふにや、しばし見たれば、枕がみのかたに、樸に紫の紙はりたる扇、ひろごりながらあり。檀紙の疊紙のほそやかなるが、花か紅か、少しにほひうつりたるも兒帳のもとに散りぼひたる。
人のけはひあれば、衣の中より見るに、うち笑みて長押におしかかりゐたれば、はぢなどする人にはあらねど、うちとくべき心ばへにもあらぬに、ねたうも見えぬるかなと思ふ。こよなき名殘の禦あさいかなとて、簾の中に半ばかり入りたれば、露よりさきなる人のもどかしさにといらふ。をかしき事とりたてて書くべきにあらねど、かく言ひかはすけしきどもにくからず。
枕がみなる扇を、我もちたるしておよびてかき寄するが、あまり近う寄りくるにやと心ときめきせられて、今少し引き入らるる。取りて見などして、疎くおぼしたる事などうちかすめ恨みなどするに、あかうなりて、人の聲々し、日もさし出でぬべし。霧の絕間見えぬほどにと急ぎつる文も、たゆみぬるこそうしろめたけれ。
でぬる人も、いつの程にかと見えて、萩の露ながらあるにつけてあれど、えさし出でず。香のかのいみじうしめたる匂いとをかし。あまりはしたなき程になれば、立ち出でて、わがきつる處もかくやと思ひやらるるもをかしかりぬべし。”
(七月里的时候,天气非常的热,终夜也都开着。有月亮的时睡醒了,眺望外边,很有意思。下弦的在早晨看见的月光,更是不必说了。很有光泽的板廊的边沿近旁,铺着很新的一张席子。
男人似乎已经出去了。女的穿着淡紫色衣,里边是浓紫的,穿了香染的单衣,浓红生绢的裤腰带很长的,在盖着的衣服底下拖着,大概还是以前解开的吧。旁边还有头发重叠散着,看那蜿蜒的样子,想见也是很长吧。
这又不知道是从哪里来的,在早晨雾气很重的当中,穿着二蓝的裤子,若有若无的颜色的香染的狩衣,自的生绢的单衣,红色非常鲜艳的外衣,很为雾气所湿润了,不整齐的穿着,两鬃也稍微蓬松,押在乌帽子底下,也显得有点凌乱。在朝颜花上的露水还未零落之先,回到家里,赶紧给写后朝惜别的信吧,归去的路上心里很着急,嘴里念着“麻地里的野草”,直往家里走去,看见这里的窗子已经打起,再揭起帘子来看。大约也觉得朝颜花上的露水有情吧。暂时看着,见枕边有一把朴树的骨,用紫色的纸贴着的扇子,展开着在那里。还有陆奥国纸裁成狭长的纸条,不知道是茜草还是红花染的,已经有点变了色,散乱在几帐旁边。)
月是故意的。
如此长的篇幅,写在腿上,自然,必须将字写得很小。
月要怜一将腿竖起,怜一羞红着脸,顺应他的心思,这样做了。
於是月开始书写。
写到“(女人)穿了香染的单衣,浓红生绢的裤腰带很长的,在盖着的衣服底下拖着,大概还是以前解开的”的时候,月停顿了。
“怜一,你有没有想到其他的一些东西?”
“……啊……我……”
怜一的回答也是含糊不清,月用笔杆敲打被丝绢包裹的部分,那里很有存在,已经胀满了。
再看怜一,果然,怜一的眼角,盈满泪水。
“在早晨雾气很重的当中,穿着二蓝的裤子,若有若无的颜色的香染的狩衣,白的生绢的单衣,红色非常鲜艳的外衣,很为雾气所湿润了,不整齐的穿着,两鬓也稍微蓬松,押在乌帽子底下,也显得有点凌乱。”
一气呵成的书写,月停下。
“怜一,你有没有想过,在朝颜花上的露水还未零落之先不得不分开的一夜的恋人的心思?”
怜一没有回答,月也不理睬他。
“女人答说:‘便是觉得比露水还早就出去了的人,有点儿可恨呵!’这本来并不是很有意思,特别值得记录的事情,但是这样的互相酬答,也是不坏。男人用了自己拿着的扇,弯了腰去够那在女人枕边的扇子,女人的方面怕他会不会再走近来,心里觉得怦怦的跳,便赶紧将身子缩到盖着的衣服里去。”
“这一段的男女对答,是不是很有些情趣?”
月用他独有的温和询问着,可是在腿上书写的手,却没有了那样的温柔。
“……月少爷……您的惩罚……太痛苦了……”
怜一呻吟着,此时,被丝绢包裹的部分也已经不能控制,液体溅出来,落在丝绢上,被弄脏的丝绢有了更深的色泽……
人体书法(下)
“树木之花,无论浓淡,以红梅为佳。”
写下第一行的时候,月低声问怜一:“喜欢梅花吗?”
“……不……喜欢……”
怜一的样子有些可怜,毕竟这一次的书写是铺在胸前,月的笔戏弄着他的胸前,书写与花有关的字句。
红润的胸前,接近红梅的色泽,月的书写,又夹杂着亲吻。
舌尖舔过,怜一发出小小的呻吟。
“……嗯……月少爷……不要……不要再……再……”
“树木之花,无论浓淡,以红梅为佳。樱花则以花瓣大,色泽美,而开在看来枯细的枝头为佳。藤花,以花串长,色泽美丽而盛绽者为最可观。”
第 34 章
恋耽美
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“……可是……我……真得……已经……已经差不多……快……快……不行了……啊……啊哈……我……”
月当然知道在他腿上书写会给他的身体带来怎样的刺激,毛笔的刷动,手腕的动作,都能将他的身体刺激。
何况,自己书写的文字,也有讽刺他的意思。
而用丝绢包裹他的行为,更是将他的身体逼到了极点。
月喜欢这种悠然自得的逼迫,怜一曾对刚刚知晓快乐的韵味的自己做过同样性质的事情,所以,他必须接受惩罚!
“我再写一段话,就将你松开。”
月给他一个吻,怜一贪婪地咬住他的舌头,两人的舌头胶合着,分开时,舌尖有晶亮的丝线相连。
“……月少爷……可以……让我快些……快些……得到满足吗?”
怜一的要流出了,月心满意足地弄着他的胸前,也给出并不会兑现的诺言。
“等我写完了这段话,就让你满足。”
“……嗯……啊哈……嗯……”
呻吟着,怜一接受了。
这一次,月书写的是清少纳言记录的一段男女偷欢後分别的早晨。
“七月ばかり、いみじくあつければ、よろづの所あけながら夜もあかすに、月のころは寐起きて見いだすもいとをかし。闇もまたをかし。有明はたいふもおろかなり。
いとつややかなる板の端近う、あざやかなる疊一枚かりそめにうち敷きて、三尺の兒帳、奧のかたに押しやりたるぞあぢきなき。端にこそ立つべけれ、奧のうしろめたからんよ。
人は出でにけるなるべし。薄色のうらいと濃くて、うへは少しかへりたるならずは、濃き綾のつややかなるが、いたくはなえぬを、かしらこめてひき著てぞねためる。香染のひとへ、紅のこまやかなるすずしの袴の、腰いと長く衣の下よりひかれたるも、まだ解けながらなめり。傍のかたに發のうちたたなはりてゆららかなるほど、長き推しはかられたるに、又いづこよりにかあらん、朝ぼらけのいみじう霧滿ちたるに、二藍の指貫、あるかなきかの香染の狩衣、白きすずし、紅のいとつややかなるうちぎぬの、霧にいたくしめりたるをぬぎ垂れて、鬢の少しふくだみたれば、烏帽子の押し入れられたるけしきもしどけなく見ゆ。
朝顏の露落ちぬさきに文書かんとて、道のほども心もとなく、おふの下草など口ずさびて、わがかたへ行くに、格子のあがりたれば、禦簾のそばをいささかあげて見るに、起きていぬらん人もをかし。露をあはれと思ふにや、しばし見たれば、枕がみのかたに、樸に紫の紙はりたる扇、ひろごりながらあり。檀紙の疊紙のほそやかなるが、花か紅か、少しにほひうつりたるも兒帳のもとに散りぼひたる。
人のけはひあれば、衣の中より見るに、うち笑みて長押におしかかりゐたれば、はぢなどする人にはあらねど、うちとくべき心ばへにもあらぬに、ねたうも見えぬるかなと思ふ。こよなき名殘の禦あさいかなとて、簾の中に半ばかり入りたれば、露よりさきなる人のもどかしさにといらふ。をかしき事とりたてて書くべきにあらねど、かく言ひかはすけしきどもにくからず。
枕がみなる扇を、我もちたるしておよびてかき寄するが、あまり近う寄りくるにやと心ときめきせられて、今少し引き入らるる。取りて見などして、疎くおぼしたる事などうちかすめ恨みなどするに、あかうなりて、人の聲々し、日もさし出でぬべし。霧の絕間見えぬほどにと急ぎつる文も、たゆみぬるこそうしろめたけれ。
でぬる人も、いつの程にかと見えて、萩の露ながらあるにつけてあれど、えさし出でず。香のかのいみじうしめたる匂いとをかし。あまりはしたなき程になれば、立ち出でて、わがきつる處もかくやと思ひやらるるもをかしかりぬべし。”
(七月里的时候,天气非常的热,终夜也都开着。有月亮的时睡醒了,眺望外边,很有意思。下弦的在早晨看见的月光,更是不必说了。很有光泽的板廊的边沿近旁,铺着很新的一张席子。
男人似乎已经出去了。女的穿着淡紫色衣,里边是浓紫的,穿了香染的单衣,浓红生绢的裤腰带很长的,在盖着的衣服底下拖着,大概还是以前解开的吧。旁边还有头发重叠散着,看那蜿蜒的样子,想见也是很长吧。
这又不知道是从哪里来的,在早晨雾气很重的当中,穿着二蓝的裤子,若有若无的颜色的香染的狩衣,自的生绢的单衣,红色非常鲜艳的外衣,很为雾气所湿润了,不整齐的穿着,两鬃也稍微蓬松,押在乌帽子底下,也显得有点凌乱。在朝颜花上的露水还未零落之先,回到家里,赶紧给写后朝惜别的信吧,归去的路上心里很着急,嘴里念着“麻地里的野草”,直往家里走去,看见这里的窗子已经打起,再揭起帘子来看。大约也觉得朝颜花上的露水有情吧。暂时看着,见枕边有一把朴树的骨,用紫色的纸贴着的扇子,展开着在那里。还有陆奥国纸裁成狭长的纸条,不知道是茜草还是红花染的,已经有点变了色,散乱在几帐旁边。)
月是故意的。
如此长的篇幅,写在腿上,自然,必须将字写得很小。
月要怜一将腿竖起,怜一羞红着脸,顺应他的心思,这样做了。
於是月开始书写。
写到“(女人)穿了香染的单衣,浓红生绢的裤腰带很长的,在盖着的衣服底下拖着,大概还是以前解开的”的时候,月停顿了。
“怜一,你有没有想到其他的一些东西?”
“……啊……我……”
怜一的回答也是含糊不清,月用笔杆敲打被丝绢包裹的部分,那里很有存在,已经胀满了。
再看怜一,果然,怜一的眼角,盈满泪水。
“在早晨雾气很重的当中,穿着二蓝的裤子,若有若无的颜色的香染的狩衣,白的生绢的单衣,红色非常鲜艳的外衣,很为雾气所湿润了,不整齐的穿着,两鬓也稍微蓬松,押在乌帽子底下,也显得有点凌乱。”
一气呵成的书写,月停下。
“怜一,你有没有想过,在朝颜花上的露水还未零落之先不得不分开的一夜的恋人的心思?”
怜一没有回答,月也不理睬他。
“女人答说:‘便是觉得比露水还早就出去了的人,有点儿可恨呵!’这本来并不是很有意思,特别值得记录的事情,但是这样的互相酬答,也是不坏。男人用了自己拿着的扇,弯了腰去够那在女人枕边的扇子,女人的方面怕他会不会再走近来,心里觉得怦怦的跳,便赶紧将身子缩到盖着的衣服里去。”
“这一段的男女对答,是不是很有些情趣?”
月用他独有的温和询问着,可是在腿上书写的手,却没有了那样的温柔。
“……月少爷……您的惩罚……太痛苦了……”
怜一呻吟着,此时,被丝绢包裹的部分也已经不能控制,液体溅出来,落在丝绢上,被弄脏的丝绢有了更深的色泽……
人体书法(下)
“树木之花,无论浓淡,以红梅为佳。”
写下第一行的时候,月低声问怜一:“喜欢梅花吗?”
“……不……喜欢……”
怜一的样子有些可怜,毕竟这一次的书写是铺在胸前,月的笔戏弄着他的胸前,书写与花有关的字句。
红润的胸前,接近红梅的色泽,月的书写,又夹杂着亲吻。
舌尖舔过,怜一发出小小的呻吟。
“……嗯……月少爷……不要……不要再……再……”
“树木之花,无论浓淡,以红梅为佳。樱花则以花瓣大,色泽美,而开在看来枯细的枝头为佳。藤花,以花串长,色泽美丽而盛绽者为最可观。”
第 34 章
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